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映画「プルーフ オブ マイライフ」を観て・・・。

この間、銀座でグウィネス・パルトロウ主演の「プルーフ オブ マイライフ」を観てきました。これは、アカデミー賞7部門を受賞した「恋におちたシェイクスピア」のジョンマッデン監督とグウィネスが再び贈る感動作ということで、2006年のアカデミー賞も有力視されている話題作ですね。

精神を病んでしまった父親の面倒をずっと見てきたグウゥネス演じるキャサリンは、父の死をきっかけに自らの人生を封印してしまうんです。アンソニーホプキンス演じる父親は、かつては世界的に注目されていた数学者だったという人物。
父の死以来、ますます人に対して心を閉ざしていくキャサリンの前に、父の弟子の数学者ハルが現れ、彼女はハルの優しさに触れ、徐々に心を開いていく・・・。ですが、ある日、父親の書斎から、世紀の「数学の証明」が見つかったことで、彼女の運命は大きく変わっていく・・・・・。という物語。
私なら、こんな時どうするだろう?と様々なシーンで考えさせられました。
人を受け入れ、信頼するということのムズカシさ、そして、素晴らしさが胸に残る人生の再生を描いた秀作です。
ジ〜ンときました。グウィネスの演技がこれまたいいのです。ソツなく綺麗にこなす、これまでの演技とは違って、不器用で純粋で、人間臭くって・・・。引き込まれました。
最近、彼女の演技について、マスコミも映画雑誌も絶賛しているのをよく見かけますが、その中にちょっと引っ掛かるところがあったりします。
「本作の撮影前年に最愛の父を亡くしたグウィネス。だからこそ、亡き父への想いは迫真となり・・・」と書かれていたりするんですが、この賞賛の仕方は個人的に好きじゃないデス・・・。
裏を返せば、「プライベートで何かがなくては、迫真の演技が出来ない女優」ということになりませんか?まっこれは、極端ですが・・・。
もちろん、そういう時期にキャサリンを演じることによって、寂しさがよぎる瞬間があったかもしれないけど、プライベートな出来事を引き合いに出されて絶賛されても、プロ意識の強い女優としては、あまり嬉しくないのではないかなと思ったりするのです・・・。ほんの一文にメクジラをたてるつもりはないのだけれど、ちょっと気になったから、書いてみましたぁぁぁ。偉そうにゴメンナサイ。

とにかく、この作品のグウィネスの演技は胸を打ちます。
これぞ、彼女の女優としての「証し」
プルーフ オブ アクトレスといってもいい作品。
まだ観ていない方はぜひどうぞ♪♪♪

2006/01/23 映画「プルーフ オブ マイライフ」を観て・・・。
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